ドクダミは一度は聞いたことのある植物の一つだと思いますが、
除草してもしぶとく生えてくる草として嫌う方も多いです。
でも効能を知ると見る目がガラッと変わる凄い植物のドクダミ。
今回はそのドクダミのことを少し紹介します。
ドクダミは上でも書いたように除草しても生えてくるほどのしぶとい草です。
でもそれって、生命力があるってことだとは思いませんか?
【ドクダミの由来】
草全体から強い臭いを放つことから、古くは「毒溜め(ドクダメ)」と呼ばれ、これが転じてドクダミという名前になったそうです。(他にも諸説あります。)
【使い方】
①擦り傷には、きれいな生葉を軽くもんで傷口に当てる。
②化膿や腫れ物には、きれいな生葉を新聞紙などで包んで火で焙り、柔らかくなったら腫れ物の大きさに折って絆創膏で貼っておくと膿を吸い出し腫れが引く。
ドクダミは乾燥させて使用することが多く、乾燥させたものは「十薬(じゅうやく)」という名前の生薬と呼ばれます。
③乾燥させたものを煎じて飲む。
利尿作用や動脈硬化予防、解熱、解毒、便秘解消等の効果があるとされています。
・・・と、少し知るだけでも見方が変わりますよね?
市販で売ってあるドクダミ茶は飲みやすくブレンドされていることが多いですが、
自宅にたくさんあるのであれば、乾燥させておいたらお茶にするのはもちろん、
薬としても色々と使えるのでお勧めです。
ちなみに我が家では主人が【ムカデ】に噛まれた時にドクダミの力を借りました。
噛まれた瞬間はジンジンと痛く腫れていました。
ドクダミで処方してみて様子をみていると、
半日で腫れは引き、痛みも消えたみたいです。ドクダミパワーすごい!!!
また使いやすいようにアルコールで作る【チンキ剤】を作っておくと長期保存もできて安心ですよ。
たくさんあって困る方は少し見方を変えると
たくさんあって有難いに変わるかもしれませんね。
美流おひさまの里には生葉も乾燥葉もあります~
なるべく薬に頼りたくない方や自然派の方はぜひ一度
雑草パワーを生活に取り入れてみてください。